変形性関節症は筋・骨格系疾患の中では最も頻度が高く、世界で最も患者数が急速に増加している疾患の一つです。膝・股関節の変形性関節症だけでも、現在は世界で3億人以上が罹患しており、1990年からの約30年間で10%近くの増加を示したと報告され、毎年1億5千万人もの患者が発生していると言われています。また今後も人口の高齢化により患者数が増加すると考えられています。
日本では変形性膝関節症だけでも、約800万人に疼痛などの何らかの症状があり、X線学的な関節症変化は約2500万人に存在すると言われています。発症は年齢とともに増加し、40歳以上では有病率は55%に達すると言われています。